忍者ブログ
ホビーロボットの底辺をミニ四駆レベルに引き下げる事を目標に、小型、軽量、安価、簡単なロボットに超戦中!
[138] [137] [136] [135] [134] [133] [132] [131] [130] [129] [128]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

長いです。
サーボコントローラの話ですが、非常に長いです。
ちゃっかり、来年度の目標なんかも今から書いちゃってます。


最近のサーボコントロールボードは、性能が高いですね。
その分、価格も高く、ch数も多く、サイズも大きいです。
初心者、特にまだお金の無い学生なんかは、最初から大きい機体は作れません。
そうなると、ボードの面積も小さい方が良いですし、軸数もそれほど多くは必要ありません。
どうしても金銭的理由からコントロールボードの選択肢が減る事も少なくはありません。

私は何かに気づいたら商売につながると思いますが、まだ学生です。
商品化できる環境も無いので、しばらくは黙って自作する位しか出来ません。
何より、基板もプログラムも作成環境が整っておらず、その辺の準備にも時間がかかりそうです。
まあ、それでも来年は卒業研究がありますから、それを通して開発し、売り出すという事も可能ですね。

実際のところ、企業が「これから勉強したい学生向け」と言っても、高価な場合が良くあります。
個人で買える値段じゃないと、学校の研究として予算を下ろしてもらうか、親に頼むか、あるいは自分で稼ぐかしかありません。
しかし、学校側としてはそんな物を使う位ならもっと安いマイコンで作れと言いますし、親も理解してくれなければそれでおしまいです。
さらに、自分で稼ごうにも値段がそれなりにすれば、サーボやその他の部品まで買い揃えるのにかなりの時間を費やす事になります。
何しろ、学生には試験がある訳ですから、そちらを優先しなければ何も出来なくなる場合すらありますから。
下手すれば予算が貯まる頃には卒業、という場合も考えられます。
私はどうにか低コストでやっていますが、それでも度重なる予算削減及び作業停滞に悩まされています。

あと、「初心者向け」というのにも疑問があります。
本当に初心者がそんな何万もかけたり、プログラムを組んでまで作る気になったりするのでしょうか?
安いキットはプログラムを組まなければならないものも多く、知識が無い人は手を出し辛い場合もあります。
かといって、ソフトの完成しているキットでは、値段が高く、投資するのに勇気が必要です。

本当に「学生向け」あるいは「初心者向け」にするのでしたら、やはりもっと安くする必要がありますね。
その辺の人は投資できる金額にも上限があるので、やはり1万以下にして欲しいところ。
軸数は最初からそこまで多くは出来ないので12chでもあれば十分すぎます。
そうなると本体も小さくなるので、やはりボードも小さく作るべき。
ベステクのAVRのボードを加工すれば、現在の市販品よりも遥かに小さいものが出来ますし、ソフトウェアも一度作ればデータ上でいくらでもコピーできるのできっと上記の条件は満たせるはずです。
なので、基板を自作して不要な部分を外し、さらにマイコンも必要最低限のスペックにすれば、相当低コストで小スペースなコントローラが出来るはずです。
後はソフトの問題ですが、やはり初心者ならスライダでの角度指定とモーション再生位で十分かと。
あ、あと無線コントローラの割り当てとか。

さて、大分長々と書いてしまいましたが、これはお金の無い学生の要望です。
しかし、この要望に答えてこそ、次の時代のエンジニアを育てられるのではないのでしょうか?
未来を作るのは若い世代。その基礎となる現在を作るのはその先輩方。
過去から繋いできた技術を、より進歩させるために、より良い環境を作るべきだと、私は思うんです。
私は未来に「夢」を繋ぐことが夢ですので、そのためには貢献したいんです。
そのための手段の一つがロボット。そのために、安くても作れる、十分な成果を残せる、そんな機体を目指しています。
出来ることなら、この後に未来を目指す誰かのために、より良い物を残していきたいです。

そんな訳で、もっと性能低くてもいいので、安くてそれほど大きくなく、ソフトの完成しているコントローラを作りたいです。
でも、何処かの企業が出してくれれば個人的には都合が良い訳ですが。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
買う側の立場では大筋で同意します。
企業側からすれば「ある値段以上の製品でないと儲けがでない」のも事実。特にまだロボット関係の製品は数が出ないからね。これが携帯みたいに何万台も売れる製品ならどんどこ値段が下がるんだけど。開発費や基板の版代なんかはおおまかに出荷台数で割って、製品に上乗せするわけですから、数が少ないほどこういう部分が増えますよね。
B.W URL 2008/06/06(Fri)01:59:51 編集
無題
コメントありがとうございます。
>企業側からすれば「ある値段以上の製品でないと儲けがでない」のも事実。
そうですよね。なので私は、ある程度稼いでから、個人的に販売とかも考えています。
会社つくるとかも考えましたが、設備とかにお金がかかりそうなのでそっちは最終手段って事で。
まあ、勿論目的のためなら利益も最小限に抑えますけど。
・・・そうなると、生活のための内職に次ぐ内職で時間が消し飛びそうですけど。
ごーすと URL 2008/06/07(Sat)22:29:55 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンタ
最新CM
[07/16 シマ]
[06/29 ごーすと]
[01/31 ごーすと]
[05/28 ごーすと]
[08/23 オサルのハハ]
最新TB
プロフィール
HN:
ごーすと
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Powered by 忍者ブログ * [PR]
* blogdesigned by Mei Fukui.